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marimekko vintage textile “kumiseva”(クミセヴァ)
パターンデザイン:
脇阪 克二(KATSUJI WAKISAKA)
製造年:1970 - 80年代
サイズ:幅 126cm × 長さ 210cm
カラー:朱色 × 赤茶色 × 青紫色
素材: コットン 100%
コンディション:★★☆☆☆ 2.9
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marimekko vintage textile “kumiseva”(クミセヴァ)です。
“kumiseva”は、1971年に脇阪 克二氏によって手掛けられたデザインで、『低音の響き』を意味するような言葉になります。
表面にはクーポル(ロシア正教の丸みのある建物)の建物の姿が描かれており、教会の鐘の音を聞きながら描かれたデザインなのだろうと言われています。
色味はくすんだ朱色(赤茶色)をベース色に、赤や、赤茶色、青紫色などを使い彩られています。
こちらの生地は1970年代、またはそれに近い年代に作られた貴重なオリジナル生地となります。
素材はコットン100%で、少しモサッとした質感が特徴です。
大きさは幅が約126cm、長さは約210cmほどになります。
経年による風合いの変化、使用感はある程度感じられます。
生地全体に僅かな退色が見られ、生地下部辺りには小穴が見られる箇所があります。
その他に目立つ強い傷や汚れ、破れなどは見当たらず、この時代の生地としてまずまずの状態であると言えます。
-- 表面 --
美しいクーポルの絵柄を楽しんで頂けます。
生地全体に経年による風合いの変化(退色)が見られますが、強い色褪せではありません。
生地の端には僅かな繊維立ちが見られる箇所があり、下端やや右辺りに小穴が見られる箇所があります。
-- 端部分 --
上端は約2cm、右端は約6cm、左端は約5cm、下端は約6.5cmほどで折り返し加工が施されています。
左端の折り返し耳部分にはロゴ印字が残されています。
美しいロシアの街並を描き上げた、脇阪さんの傑作デザインの一つです。
古き時代の貴重な生地ではありますが、ダメージ等が見られる為、多少の汚れが予想される場面でも気軽にご使用頂けます。
ヴィンテージの風合いを活かして頂き、加工用の素材としてご使用頂く形もお勧めです。