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デザイン:
Nanny Still(ナニー・スティル)
製造年:1960 - 70年代
サイズ:口径 12.3cm × 高さ 5.7cm
カラー:クリア / 透明
素材: ガラス製品
コンディション:★★★☆☆ 3.7
※一部の粒につぶれ(変形)が見られる箇所があります。
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Riihimaen lasi(リーヒマエン ラシ)“Grapponia”(グラッポニア)のボウル(12cm)です。
“Grapponia”はNanny Still(ナニー・スティル)によって手掛けられたデザインで、1968 - 75年までの間製造されました。
表面には細かな粒が散りばめられており、美しいバブル(泡)模様を表現しています。
光を通すと細かな粒たちが光を乱反射させ、明るく美しく輝きます。
ナニー・スティルと言えば、やはり様々なガラスの色味を生み出した方、と言う印象を持っています。
ガラス工芸として新たな色味を生み出す事は簡単ではありませんが、彼女は知識と経験、培った技術を駆使して様々な色味を生み出したそうです。
※グラッポニアはアンバー(ブラウン)、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、クリアと様々なカラー展開があり、どれも美しい色味を持ち合わせています。
使用感はあまり感じられず、擦れ跡なども僅かに見られる程度です。
一部の粒につぶれ(成形時に不恰好になってしまった跡)が見られる箇所があります。
その他に目立つ傷や汚れ、欠けや割れなどは見当たりません。
※ガラス加工時にできてしまうムラやスジ、僅かな気泡などは見られる可能性があります。
※粒の大きさや間隔などは微妙に個体差があります。
※厚手のガラスとなりますが、耐熱ガラスではありません。
-- 表面 --
綺麗と言える状態です。
成形時の跡になりますが、二ヶ所の粒が少し変形しています。
(画像 7枚目)
尖りなどはなく、使用に問題はありません。
-- 内側 --
綺麗と言える状態です。
-- 裏面 --
綺麗と言える状態です。
テーブルの上に存在していてくれるだけで、独特の美しい雰囲気を作り出してくれる秀逸なガラス細工の器です。
お惣菜やデザートなど、彩り豊かな食材を入れる器としてお手元で活躍頂ければ幸いです。